出前持ち危機一髪

イヌ国からの貧乏留学生は生活費を捻出するため多角経営におちいってちょっとわけ分かんなくなってるラーメン屋で出前持ちのバイトを始めるのだが、配達先がどこだかわからなくなってしまうのだった。あやしい商店街の中にあるおねえちゃんがいっぱいいる店が目的地なのだがどうしよう。てゆうかそこらへんで道を聞いていいものだろうか。怖いおにいさんとかいないだろうか。イヌ国は発展途上国でスマホなど持っているはずもなく、出前の料理には容赦なく日本の夏の日光が降り注ぎ、あれ？そろそろ消費期限的なものがやばいのではいい感じにあったまってってゆうかソバとか足が速いって日本文化を説明する本で読んだ気がするし控えめに言って腐…いやいやとりあえずアイスなど食べて頭を冷やして…

わたしの職場にも新入社員の方が入ってきて、なにをどうしたらいいか分からない空気を感じているんですが、世の中はそんなに厳しくないし、あなたを助けてもいいと思っているひとは意外にたくさんいるからそんな不安に思わなくても大丈夫だよって思いながら描いた絵です。

*Update:2021/06 *Tools:透明水彩/色鉛筆/ワトソン紙