実録!くちばし兄妹とは

What is "True record KUCHIBASHI Bros".

あらすじ

実録!くちばし兄妹/姉弟とは、2012年9月頃より、いちじょうらゐかにより不定期に更新されているまんが。
栃木県の片隅で生活するくちばし達の、愛や憎しみや煩悩や暴力にまみれた、とりくさい日常を描いているらしい。

初期は「兄妹」であったが、2013年1月31日におじじがこの世をログアウトし、同年3月に舎弟のじろんが加入してから「姉弟」となっている。どちらの表記であっても読みは「じつろく!くちばしブラザーズ」

妹と表記されているのは、その当時、妹にあたるとさげちゃんの性別が不明瞭だったため。
(ペットショップでは“オス”と言われ、男子として扱っていたが、行動が女子―ゲロゲロしない、強気、止まり木からぶらさがるようにバンザイ、しっぽをピンと上にあげる、おしりをこすりつける、しっぽがしま模様等―であることに気づき、コイツどっちなんだ…?状態だった。)
尚、現在は開き直って、女子として扱っているが、今更「いや、じつは男の子なんです、てへぺろ」等と言われたらどうしようかと思っている。いや、ホントどうしよう。

登場鳥物紹介

ぴちゅこおじじの画像 ぴちゅこおじじ
2002年9月生まれ。茨城県古河市出身。くちばし兄妹の兄。
ダンディさの中に強さと優しさを兼ね備えた漢インコ。ケンソン系の並セキセイ男子。なんだかんだで面倒見が良く、犬からオカメまで面倒を見てしまう。
おしゃべりも上手だが、おじいさんが川上から流れてきたりする(おばあさんなど存在しない)
かいぬしの父の影響で、大月みや子の歌が好き。大好き。
ほんのワンフレーズ聞いただけで大興奮し、ノリノリで暴れ狂う。
幼い頃、ニワトリとの闘いを勝ち抜くため、戦闘訓練を受けており
「カンガルーパンチ」「どすこいチョップ」「ぺちぺち」といった技が使える。
誰が呼んだか万年ひよこ。ひよこじゃないもん、インコだもん。
2014年1月31日にこの世をログアウトする。向こう側でも元気にやっている模様。

とさげちゃんの画像 とさげちゃん
2007年8月静岡生まれらしい。幼名てん丸。くちばし兄妹の妹であり、姉弟の姉である。
荒ぶるオカメ女子。ルチノー。2009年3月に、定額給付金で我が家にやってきた。
オス、というふれこみでやってきたので「てん丸」と命名されるも、女子の振る舞いをしはじめ、かいぬしに動揺をあたえる。2年近く世話をしていた店員は何を見ていたのかと小一時間…
もともと「とさげ」はニワトリのトサカにはえる毛の事をさす言葉だったが、いつしかとさちゃんの立派なトサカに対しても使い始め、いつの間にか「とさげ大魔王様」「とさげちゃん」「とさげっぽー」「げっぽー」と、ピカチュウと鳴くからピカチュウと命名の法則で呼び名が変わっていった。
おじじに対しては容赦なく暴君っぷりを発揮し「オカメがセキセイに勝つなんてめずらしい」と言われる程だったが、新入りのじろんには強く出られない模様。というか押され気味の模様。

じろんちゃんの画像 じろんぬ
2013年9月30日生まれ、静岡出身。ハルクインで青い鳥なセキセイ男子。くちばし姉弟の弟。
元気いっぱい、はっちゃけ野郎。唐突なセキセイローリングアタックでオカメパニックという暴動を勃発させる。とさげおねえちゃんが好き!
かいぬしが喘息を発祥しスムーズに喋れない時期と、じろちゃんの反抗期かぶつかってしまい、うまく教えられず、未だ人間の言葉は喋らないが、オカメ鳴きがとても上手。
ハルクインの為、虹彩フラッシュが見えず、今喜んでいるのか、ウケているのか分かりづらい。
唐突にブチ切れて、かじってきたりする。セキセイ心は難しい。
とさげちゃんにかじられて、くちばしに風穴が開くという修羅場を乗り越えた強い子。

かいぬしの画像 かいぬし
このまんがを描いている人類。犬と猫どちらが好き?と訊かれて迷わず鳥と答えられる鳥人間。
くちばしって、ほんっとうにいいものですよね。
鳥たちとの続柄が一発で分かるため「かいぬし」という呼称を使用しているが、鳥たちからは「おねしゃん(姉)」と思われていると思いたい。召使ですか?そうですか。
2002年におじじと出会い、それからくちばし街道まっしぐら。
キャラクターが安定せず、たまにツインテールになったりするけど、あまり気にしないでやって下さい。

なるちゃん(犬)の画像 なるちゃん 又は やばんないぬ
2007年9月ごろ生まれ、栃木県宇都宮市出身。何がなんだか分からないレベルの雑種犬。
体重28kgで、おそらく町内で一番でかいのだが、誰よりもメンタルが弱く、散歩に行ってチワワにほえられ、ベソかきながら帰ってくるチキンハートの持ち主。
非常に優秀なセコムであり、なるちゃんが来てから流しのセールスが全く来ない。
年齢はとさちゃんと同じだが、なるちゃんは2007年の11月には我が家に来ていたので、この家に長く居るという点ではとさちゃんより先輩。
幼少期のお留守番時、ぴちゅこおじじに子守をされていたせいか、おじじのことを「じぶんより目上」と思っている模様で、きちんと挨拶をしにくる。反対に、とさげちゃんは「動くピコピコぬいぐるみ」と思っているフシがある。

世紀末覇鶏やんばる様の画像 世紀末覇鶏やんばる様
故鶏。1998年5月頃河原で拾っちゃったウコッケイ系雑種。多分チャボ入っちゃってる。珍獣。
かつて我が家の庭を守っていた伝説の部隊「やんばる小隊」の小隊長であり暴君。
我が家のビーグルと群れを作り、近所の猫と立ち話をし、若かりし頃のぴちゅこおじじをいじめたりして、近所の実権を握っちゃってたような感じがした。
そのクチバシは空を裂き、三前趾足は地を割るという…。
ぶりっこで、かいぬしの父が大好き。
かいぬし父の前では超かわいい声で鳴き、うるうるしたおめめで見つめ、卵を産んで献身的に尽くすいい女を演じるが、かいぬしの前では仁義なき人たちの言葉にきこえるコケーを発するコワイ女。
最凶の外来生物アライグマに喰われるという壮絶な最後をとげる。さすがやでぇ、ばばぁ…。

めぐちゃんの画像 めぐちゃん
故犬。アメリカンビーグルの女子。1994年12月生まれ。
先代ビーグルから自家繁殖で生まれた子で、母性が強く、やさしい、面倒見の良い女の子。
産まれたときに体が小さすぎて、外に出せず、家に残ることになった。
後から産まれた弟妹犬たちの面倒をせっせと見て、捨てニワトリのやんばる様を仲間に入れ、日光浴中のおじじをカゴを側から見守る等、やさしいエピソードには事欠かない。
やんばる様とはナイスなコンビで、冬の寒い日など、やんばる様を羽毛枕にして寝ていた。

年表

1998/5 やんばる様拾う かいぬし(14)ニワトリに目覚める
1998/12 めぐちゃんとやんばる様で“やんばる小隊”結成。番に精をだす。
2002/9 ぴちゅこおじじ誕生
2002/10 ぴちゅこおじじお迎えする。かいぬし(18)インコの魅力に目覚める。
2005頃 めぐちゃん死去(かいぬし体調不良の為、記憶があいまい)
2006頃 やんばる様食われる
2007/8 とさげちゃん産まれる
2007/9 なるちゃん産まれる
2007/10 なるちゃん捨てられて、愛護センターに保護される
2007/11 なるちゃん、うちのコになる。かいぬし(23)初めて犬の身元引受人になり、成人を実感する。
2009/3 とさげちゃん、縁あってうちに来る。かいぬし(25)オカメの肺活量に驚く。
2012/9 実録!くちばし兄妹を書き始める
2014/1/31 ぴちゅこおじじ死去。享年12歳
2014/2 とさげちゃん、激やせ
2014/3 じろたん、仲間入り。かいぬし(29)若セキセイのはっちゃけについていけない。

その他用語

万年ひよこ
ひよこ頭のセキセイインコを蔑む言葉。トサカのある無しがインコの決定的な差ではないと教えてやるわああ!

とさげ
とさか+毛の造語。もとは、やんばる様のトサカに生える毛をさす言葉だったが、転じてオカメインコの冠羽をさすようになった。
とさげちゃんは、とさ毛が生えているからとさげちゃんなのである。

間接手乗り
手乗りインコではないとさげちゃんが編み出した技。
ゴハンをたくさん入れて重くしたゴハン箱に乗って飼い主の手元に行き、あたかも手乗りインコであるかのように振舞う。

はげ
一部のオカメインコの後頭部はハゲている。今までに行われた無理な繁殖により、後頭部の羽毛の遺伝子が欠けてしまったらしい、という話を聞いたことがありますが、現代ではかわいくてかわいくて仕方のないオカメのポイントの一つとなっている。

ゲロ
求愛給餌のこと。インコ・オウムはご飯を吐き戻しておなごにプレゼントする。飼育下では、かいぬしにも吐いてくれる。
すっぱい匂いがする。

インコフェロモン・インコ臭・とりくさい
インコ・オウムは何故かいいにおいがする。そして、その魅力に取り付かれた人類は嗅がずにいられなくなる。
現在、子猫吸引に代わる健康的な方法として、セキセイインコ吸引が推奨されているとかいないとか。
一説によると、種子を食べる鳥は臭くないらしい。ちなみにトウモロコシなんかを食べていたやんばる様はくっっっさかったです。

虹彩フラッシュ
嬉しいとき・怒ったとき・興奮したとき等々、心が動くと、インコの虹彩がぎゅっと縮まる現象のこと。
見慣れるまでは不気味なことこの上ないが、慣れてしまえばどうということはない。
むしろ機嫌が分かるので便利ですらある。セキセイのハルクインはお目目が真っ黒なままなのでよく分からない。

ぎょりぎょり
インコ・オウムは、お腹がいっぱいになって幸せを感じると、くちばしをすり合わせてぎょりぎょり(セキセイだとぱきょぱきょ)音をたてるらしい。つまり幸せの音なのである。

ももたろう
セキセイインコに教える物語の定番。だが、だんだんアレンジが加わってしまい、バイオレンスな物語になることもしばしば。
おじいさんが流れてくるパターンが意外に多い。

Last update 2015/02/07